角膜の構造としくみ
レーシックによる視力矯正手術は角膜の部分に対して行う手術です。ここでは、角膜の構造を紹介します。
角膜とは,眼球の最も外側の部分の透明な膜で,よこ11mm,たて10mm,厚みは中央で0.5mm、周辺部で0.7mmあり,「くろ目」にあたるところです。眼球のまわりの「しろ目」を強膜といいます。
角膜は管のない組織(無血管組織)で,周囲の血管網と前房水と涙によって栄養をとっています。また酸素は,ほとんど大気中からとっていますが,涙液からもとっています。
痛覚,冷覚には非常に鋭く,また痛覚は角膜中央部のほうが周辺部より敏感です。温覚についてはあるかどうかはっきりしていません。
角膜は、約0.5〜0.7mmの透明な膜ですが、その構造は大きく5層に分けられ、眼の表面より、「上皮細胞」、「ポーマン膜」、「角膜実質」、「デスメ層」、「角膜内皮細胞」となっています。
平均的な角膜は550ミクロン程度あります。レーシック手術では、術後の視力の安定のため、切除された角膜面から内皮までの間を250ミクロン残さなければならいという基準があります。フラップを作成する時に使用するマイクロケラトームではフラップの厚さは160ミクロン程度必要となります。そのうえ、誤差も20ミクロン程度発生する場合もあります。
実際にレーシックではどの程度角膜を削るのでしょうか。
削る量は近視度数に12倍をかけた値となりますので、−10Dの近視の人で120ミクロンも削ることとなります。また、乱視のある方については、−1Dで、約10%程度深く削る必要があります。
通常の人で削ることのできる角膜は140ミクロンとなりますが、コンタクトレンズを掛けている方は10年で約50ミクロンも角膜が減少していますのでさらに削ることのできる角膜は少なくなります。
■ 上皮細胞
5〜7層の細胞から成り立っています。厚さは約50〜60マイクロメートルで、その表面は涙液により保護されています。この細胞は細胞同士がしっかりと組み合わさっていて、異物の侵入をブロックしています。また大変敏感で、わずかな傷で激しく痛みます。細胞の再生スピードがとても速く、小さな傷であれず数時間で修復します。また、手術などにより切除しても再生します。
■ ポーマン(Bowman)膜
角膜実質の表面にコラーゲン繊維が不規則に敷き詰められ、細菌などから眼を守っています。PRKやラセックではこの層が失われてしまいますが、その影響もなく存在がナゾとされている膜です。
■ 角膜実質
角膜の厚さの約90%を占め、主にコラーゲン繊維で形成され、ところどころに角膜実質細胞があります。角膜実質は、手術などで切除しても再生はしません。レーシックでは、この角膜実質にエキシマレーザーを照射し、切除します。
■ デスメ(Descemet)膜
薄い膜状の構造にもかかわらず、強靭で角膜の構造の保持に重要な膜です
デスメ膜に問題があると円錐角膜という疾患が起こります。
■ 角膜内皮細胞
角膜の一番内側の一層からなる細胞で、厚さ約5〜10マイクロメートルで、蜂の巣のような六角形細胞がシート状に並んでいます。角膜よりさらに内側にある前房から汲み上げて栄養や酸素を吸収し、角膜実質内の老廃物を排出するポンプの役割を担う細胞です。この細胞新しく再生せず、生まれた時には、1平方ミリメートル当たり約3,000個の内皮細胞が存在しますが、年齢とともに減少してゆき、成人平均で約2,000〜2,500個程度です。 コンタクトレンズの使用で酸素が供給されないと徐々に減少してゆきます。内皮細胞が減少すると水分の供給も少なくなり、ドライアイとなります。
レーシックを超えたレーシック
品川近視クリニック
レーシック(LASIK)を超えた視力回復法!最新イントラレーシック。フラップをイントラレーザーで作成するので安全性・確実性が大幅にアップ! 近視・遠視・乱視の矯正可能!手術時間は両眼でおよそ15分、入院不要で手術後に帰宅が可能。手術直後から視力回復効果が現れ、従来のレーシック治療より、安全性・確実性がさらに増した最新イントラレーシック視力回復術。回復率はほぼ100%レーシック先進国アメリカでは、主流になっている近視矯正法。年間約130万人が受けて、安全性が証明されています。
Quality of life
神戸クリニック
5層構造で成り立つ角膜の一番外側は厚み約50〜60マイクロメートル前後の角膜上皮と呼ばれる組織です。この角膜上皮をエピケラトームと呼ばれる新しい器機によって安全に剥離して、レーシックと同じようなフラップ(蓋)を作成します。これにより従来のレーシックと比べ、格段に薄いフラップを作成できるようになりました。 このエピケラトームによりフラップ作成後の残りの角膜をたくさん残すことができ、これまで、PRKしか手法がなった方もエピレーシックを行うことで、従来のPRKに比べ術後の痛みを軽減でき、視力の回復も早まることが期待できるようになりました。
レーシック8000例の実績
松原眼科クリニック
レーシックは他の手術と同様、医師の経験と技術が術後の結果に影響を与えます。松原クリニックの松原院長は、初期の近視手術であるRKを確立したロシアのフィヨドルフ博士のもとで学び、開院後RKにはじまり、PRK、レーシックと約8000例の手術を手がけ、豊かな見識で治療に当たってきました。
世界水準のクリーンルーム・レーシック
神奈川クリニック
CR-LASIK(CR-レーシック/クリーンルームレーシック)とは、神奈川クリニック眼科独自の、世界最高水準のクリーンルームを専用手術室として行われるレーシックのことです。大切な眼の手術を安全で確実に行うためには、清浄な手術環境であることが非常に重要です。神奈川クリニック眼科ではレーシックを専門に行う眼科施設として世界で初めて、米国連邦規格(Federal Standard)209Dの空気清浄度基準クラス1000、米国航空宇宙局(NASA)規格NHB5340に基づくクラス10000を満たしたクリーンルームを専用手術室として設けており、神奈川クリニック眼科で行われる手術のすべてはこの手術室で行われます。
High Quality LASIK
柏眼科クリニック
進化した屈折矯正(近視・乱視・遠視)治療を行います。柏眼科クリニックでは、単に裸眼視力の向上を目的にするのではなく、裸眼視力の質をも向上させ、患者さん一人一人の満足度を追及します。また、技術革新に因って他院で手術不適応と判断された方でも、柏眼科クリニックでは問題なく良好な治療結果が得られる方も多くおられるので、近視・乱視・遠視が強い方も是非ご相談ください。
実績ある眼科専門医による安心レーシック
加藤眼科レーシックセンター
加藤眼科レーシックセンターは実績ある眼科専門医による安心のレーシック。安全性を最優先にしたレーザー近視治療、最新の設備と高度な医療技術。加藤眼科は常に理想の眼科医療を目指しています。
安全最優先の視力矯正治療
東京八重洲クリニック
東京八重洲クリニック眼科では、「いかに安全で確実な治療を行うか」、ということを最優先に、見過ごされがちな糖尿病予備軍までの診察を行い、患者様一人一人にとって画一的ではない最適な視力矯正法をご提案し、術前検査、診察、治療、術後検査、全て院長が責任を持って行っています。
会社帰りにナイトレーシック
銀座眼科
常に信頼性の高い機械を厳密に検査し最善の状態に保つことによって、大切な患者様の眼をベストコンディションでオペを行っています。忙しいサラリーマン、OLの方、手術を平日の夜行う 『ナイトレーシック』はいかがですか?
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